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tangosaito

異星人問題について


 異星人問題と書くと、何やら眉唾ものであり、陰謀論やオカルト好きのビリーバーの様な色眼鏡で見られてしまうと思いますが、私はそうは考えていません。この銀河系においても橋の数は数多あり、その星の周辺に偏在する惑星の数も、膨大な数に上ります。この様に考えてみると、この地球だけに生命が存在し、文明も存在すると言う様な論理はあまり成り立たないのでは無いかと考えて言います。


 また宇宙の広大さは私達の想像を遥かに超えるもので、如何に文明が存在したとしても、この広大な空間を歴て地球に辿り着く事は現実的にあり得ないという説もありますが、これはあくまでも今の人類の文明レベルを基軸とした考え方に依るものであって、私達の文明の技術レベルが果たして宇宙の全てを解明しているのかと言うと、そんな事はありえません。この宇宙には私達が解明していない事は、まだ沢山あるでしょう。そこから考えてみても、他星系から地球に来れないとは言い切れないと思います。


 今の私達の科学では、この宇宙が成立して135億年と言われていて、そのタイムスケールの中、私達の文明とはたかだか数千年に満たない歴史でしかないのです。このレベルを以て、そもそも今の宇宙の全てを理解している様に論じる事自体、無理があると私は思っていますし、この地球文明を論拠として異星人に関する問題は語れる事では無い。これが今の私の考えです。


◆アメリカにおける問題

 この異星人に関する話題ですが、これは1947年6月24日にアメリカの実業家であったケネス・アーノルドが、ワシントン州カスケード山脈の2900メートル上空で自家用機を操縦していた時に、そこで未知の飛行物体を見て「フライング・ソーサー(空飛ぶ円盤)」と呼んだ事から話題となりました。その後アメリカでは例えばジョージ・アダムスキーが金星人と会見したとか、その謹製人の円盤に同乗したという証言をしたり、その他にも多くの目撃例が相次ぎ、1952年3月にはアメリカ空軍により調査機関「プロジェクト・ブルーブック」が設立され調査に乗り出しました。極めつけは1952年7月19日から23日にかけて、首都ワシントン上空で多くの未確認飛行物体が乱舞した事件も発生しましたが、アメリカ政府としてはその後、1953年のロバートソン委員会において「未確認飛行物体」は自然現象で説明がつくとされ、この現象は脅威ではないと結論し、一旦は終息したかに思われました。


 しかし1990年代になり、アメリカで1947年7月にニューメキシコ州ロズウェルで発生したUFO墜落事件の「ロズウェル事件」が取り上げられ、それと共にこの異星人に関する問題には、アメリカ軍部と政府が深く関与しているという様な、様々な情報がマスコミにより取り上げられ、「MJ-12(マジェスティ12)」の機密文書と思われる書類もリークされました。さらにアメリカのネバダ州にある秘密軍事施設である「エリア51」で異星人の搭乗機のリバーズエンジニアリングの研究に携わっていた、ロバート・ラザー氏の証言まで出てきたのです。


 また今世紀に入ると、救急医であるスティーブン・グリア氏が中心となり、2001年5月9日に、ワシントンDCにあるナショナルプレスセンターで、アメリカ政府や軍部にいた人達が、過去に経験した異星人に関する証言を行うという「ディスクロージャープロジェクト」を実施し、そこで多くの関係者から未確認飛行物体や異星人に関する証言まで為されたのです。しかしこの内容については、CNNなどのアメリカの大手メディアには取り上げられていません。


◆世界での出来事

 この異星人に関する問題は、報告事例としてアメリカでの出来事が多く見られますが、けしてアメリカのみに限定されているわけではなく、世界各地で発生しています。


 ロシアではソビエト連邦時代から、数多くの目撃例も報告されており、研究機関も発足していたようです。またイギリスに於いてもミステリーサークルや過去には「レンデルシャムの森事件」と呼ばれる軍施設近辺における未確認飛行物体と異星人に関する遭遇事件もありました。またプエルトリコでも多くの遭遇事件があり、ブラジルにおいても地方で目撃や遭遇事件も多発、その調査に乗り出した軍司令官と異星人との間で接近遭遇もあったという話も出ています。

 またメキシコでは空軍機が未確認飛行物体を撮影し、公表された事がニュースとなった事もあり、日本においても過去に日本航空貨物機がアラスカ上空で巨大な飛行物体と遭遇したり、近年では元航空自衛隊の空将が、過去に自衛隊内であった報告例を書籍として出版するなど、多くの目撃例が存在します。


 ここまで異星人問題と未確認飛行物体問題を、同一として扱って紹介してきましたが、私は基本的にこの2つは同質だと考えていますので、この様な紹介内容となりました。ただこれだけ考えてみると、けして単なるオカルトバラエティー番組で茶化した話題として取り上げる内容ではなく、本来であれはしっかりと人類社会として向き合うべき事柄だと私は考えているのです。


◆人類の根源に関する問題

 ここで少し視点を変えます。私達人類は現代の科学によれば、約5万年前にアフリカで誕生したと言われています。人類は類人猿と共通の祖先から進化したと言われていますが、実はこの進化の過程については不明点も多く、それは「ミッシングリンク(失われた繋がり)」と呼ばれていて、いまだ判明してはいないのです。

 この未確認飛行物体や異星人に類する話題は、有名なものでは旧約聖書や人類最古の文明と言われているシュメール文明の神話にも記されています。そればかりではありません。インドのヒンドゥー教の聖典であるヴェーダの中にあるリグ・ヴェーダの中にも古代の神々の戦争としての記録もありますが、そこでは神々の乗り物や利用した兵器についての記述も、かなり具体的なものがあると言われています。その他、世界中の古代遺跡や民族に伝承として語り継がれている様々な神話というものの中にも「これは異星人やその飛行物体を指すのでは無いか」という記述も多くあります。

 これらの事を鑑みると、単なる古代人の空想と産物というよりも、やはり現代文明以前にも、それなりに高度な文明がこの地球上には存在し、もしかしたら人類の創成や成り立ちに地球外の文明が関与しているのでは無いかとも思えてしまいます。


 1995年には、オーストラリアから移住した元軍関係者のマリウス・ボイラヨン氏が、移住先であるソロモン諸島で発生している「ドラゴン・スネーク」という話や、1999年にはフィンランドで爬虫類型人類のインタビューが行われたと言われ、その記録であり「The Lacerta File」という話も公開されました。またアメリカ国防総省のシステムをハッキングしたと言うイギリス人のゲイリー・マッキノンの話や、アメリカで放送されたディビット・ウィルコック氏の番組「コズミック・ディスクロージャー」では、私達が日常の中では聞く事の出来ない様々な話題が出てきています。


 考えてみれば私の子供の頃、矢追純一氏が「UFO特番」などで放送されていた内容は、ある意味で夢もあったりしましたが、ここ最近出てきている情報というのは、よりリアルに生々しい話が多くあります。要は今から半世紀前と比べてみると、より具体的な内容が世界の中では多く語られてくる様になりました。

 もちろん、これらの内容をそのまま鵜呑みにする事はナンセンスでもありますが、いま世界の中で異星人の問題、未確認飛行物体に関わる問題で、どの様な情報が取り扱われているのか、このサイトで今後少しづつ取り上げてみたいと考えています。



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